何故かその後ろから柳原も入ってきた。
彼男「ごめん、来るなって言ったんだけどきかなくて…」
私子「まぁ二人から話を聞いた方がほんとのことわかるからね。全部話してよ」
良兄「悪いけど俺らも同席させてもらうわ、俺の弟になるかもしれんやつが浮気となっちゃあ黙っとれんし」
彼男「はい…」
で、部屋に入った途端いきなり彼男土下座。
彼男「ごめん!遊びでした!ほんとごめん!お義母さんとお義兄さんたちもすいませんでした!」
私子「…なに、どっちが遊びだったの?」
彼男「私子の事が一番大好きなんだ、本気で結婚したいと思ってる。
柳原とは、最初は酔った勢いだったんだけど職場が同じだからズルズルと…
でももうさっき終わりにした。信頼を取り戻せるよう頑張るからこれから償わせてほしい」
私子「は?なに言っ「 終 わ っ て ま せ ん ー 」
一気に柳原に視線が集まる。気づいたら柳原が目真っ赤にして立ってた。
柳原「だって私は彼男の事好きだもん!そっちが別れるって言っただけでしょ!
ていうか昨日私の事愛してるって言った!私のほうが気持ちいいって言った!
私子さんと違って何でもしてあげるよ!?私子さんとのHはつまらないって言ってたじゃん!」
そんな感じでまくしたててしゃくりあげる柳原。呆然となる私。母たちはすごい顔して彼男を睨んでた。
彼男「違う、その場の雰囲気にまかせて言っただけで…」と言い訳を始めたけど
みんな無言で睨んでるのでだんだん声が小さくなってった。
私子「もういいよ、わかった。ていうかもう知りたくない。顔も見たくない。帰って」
彼男「ごめん!ほんとごめん!なんでもするから!話聞いて!」
良兄「彼男、もう無理だってわかってるだろ?俺らも無理だわ。お前最低。もう妹に関わんないでやって」
彼男「待ってください、お願いします…」
ここでまた爆弾を落としたのが柳原。
「彼男!!こんな 近 親 相 姦 女 のどこがいいの!!」