どこでもドアが欲しかった

夜中の0時過ぎに呼び鈴が「水道局員です。定期検針に伺いました」怪しいと思ったので…

time 2017/02/02

夜中の0時過ぎに呼び鈴が「水道局員です。定期検針に伺いました」怪しいと思ったので…

彼女がドアを開けた瞬間、金髪ロンゲの水道局員に見えない水道局員に襲い掛かった。
「うわぁぁぁぁぁぁぁあッッッッッッッッ」
と言いながら逃げる水道局員っぽくない水道局員。
包丁振り回して廊下の行き止まりまで追い詰めて、包丁の握りを変えた瞬間にその水道局員っぽくない水道局員(自称)が2階から飛び降りた。
は、良いのだが焦っていたのか足が絡まって背中から落ちて行った。

あの落ち方はマズイだろう、と思って慌てて下に行ったら尚も自称・水道局員が俺を見て
この世のものとは思えないような泣き叫び方をする。
まぁ俺、死神だしな。

そんだけ騒がしくしていたら、アパートの住人か近所の人が警察を呼んだ。
当然だわな。

やはり自称・水道局員は学生・OLの一人暮らしを狙うg-かn魔だったらしく、余罪もボロボロ出てきたらしい。
被害届を出した被害者の人相や体の特徴に関する供述が合致したのが決め手だったらしい。

お巡りさんから「やり過ぎだ!」と怒られたけど、指一本触れずに撃退して恋人を守ったんだからそんなに怒らなくても良いでしょう?と強弁した。

俺の修羅場は、思ったよりも早く出所してきて俺は彼女に報復しに来たらどうしようという事。
あの自称・水道局員の強姦魔、生きてるのかな。
多分、頭もしこたまコンクリに打ちつけてたけど。

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