どこでもドアが欲しかった

アラサーになったオタク私が、焦って婚活して彼氏ができた。彼氏『結婚に向けて同棲しようか』私「うん」→料理や家事、貯蓄に興味が向いた結果…

time 2019/01/09

アラサーになったオタク私が、焦って婚活して彼氏ができた。彼氏『結婚に向けて同棲しようか』私「うん」→料理や家事、貯蓄に興味が向いた結果…

二人とは、式前日からネイル中暇だから
通話しようって誘われてグループ通話したり、
当日も一緒に美容院行って
ヘアメイクしたりお茶してたんだ。

私は彼女たちの近況を聞いたり、
親の入院についての相談とかを
したりしたかった。
でも、できなかった。

前日の6時間に及ぶ通話、
当日の1時間のお茶。
時間ならたくさんあった。

でも彼女たちは、
二人が今はまっている作品の話しかしなかった。
私はその作品についてほとんどしらない。

最初はどんな話なの?とか好きなシーンは?
とか話を聞いて合わせたりしてたんだけど、
一方的に延々と語られて、
「○○(私)はこのキャラ絶対好きだよ~」
「鑑賞会いつ?w」
とか言いながらスマホで好きでもない画像や
動画を見せられる。

式の前なのに
テンションがガタ落ちしてしまった。

極めつけは、式中同じテーブルだった
新婦友人がみんなオタクで、
運悪く私以外の全員がその作品に
はまっていたことが発覚したこと
(なんなら新婦もはまっている)。

そんなことが発覚したら、
その仲間で二次会になるのはわかっていたし、
また置いていかれることは目に見えていた。

だからついて行った私が悪いんだけど、
それでも一時間がんばって、
やっぱりわからない話で盛り上がる
数人の中にぽつんと座って、
今日初めて会った彼女たちの名前はなんだったっけ、
新婦との思い出は?
どういう繋がりで普段何してるひとなんだろう?
って思いながら水を飲んでいた。

私から、なんとか話題を変えようと
がんばったんだけど、一番仲が良かった二人が
もう萌え語りが止まらなくて遮られてしまった。

式の前にしたお茶では
「二次会で色々話聞かせてね」
なんて言ってくれてたのに。

しんどすぎて、次の日仕事だからと
逃げるように帰ってしまった。

あからさまに態度に出てしまっていたと思うけど、
ツイッター見る限りは気付いてないんだろうな。
家に帰ってから泣いてしまった。

10年来の友達だと思ってたのに、
オタ活から退いてしまうと
こんなに話ができないんだ。

もう彼女たちが好きなその作品を
よく知りもしないのに嫌いになりそうだ。

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引用:結婚速報
画像出典:GATAG

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