弁護士に一任している以上、勝手に鍵の付け替えは出来ないし、
義理息子やその彼女の持ち物を、私や夫が勝手に動かす訳には
いかない。
その点は弁護士にきつく釘刺されているから、絶対に出来ない。
「腹立たしいでしょうけど、ここは我慢です。強制退去の時に有利に
なりますからね」って言われたら、やっぱり出来ない。
弁護士に相談する前だけど、義理息子に「同等の物件を
用意してやるから……」をいう打診もしたけど、決裂した。
義理息子の彼女が、義理息子より10歳上なんだけど、借り主は
なかなか追い出されないって変な知恵つけてたし、当時妊婦
だったから、こっちも慎重にならざるを得なかった。
後出しごめんなさい。
夫の本音は解らない。みんなの言う通り、なあなあにしようと
思っているのかもしれないし、信頼しても良い人なのかもしれない。
次はない、と私が夫に言ったように、私自身にも次はない。
財産も学歴もなくて、若くもなくて子供も産めない女に、
次があるとは思えないから。
だからこそ、今を夫と共に乗り越えるしかないと思っている。