どこでもドアが欲しかった

母親から「今すぐにこっちに来な!」と怒りの電話が。慌てて実家に帰ると…

time 2016/12/03

母親から「今すぐにこっちに来な!」と怒りの電話が。慌てて実家に帰ると…

元カノ弟が顔真っ赤、今にも泣きそうな感じで叫んだ。
「うちの姉が妊娠したんだよコラァ。・・・・・わかんだろ!」

俺「・・・・は?・・・・・え?」

元カノ弟「だから、姉が妊娠したんだよ」

俺「・・・・・あ、・・・・・うん・・・おめでとうございます・・・・。」

元カノ弟「アアアア???何がおめでとうだコラァ!」

俺「は?・・・・え?何?」

困惑してる俺に、元カノ母が一言。

元カノ母「うちの子がね。○○君の子だって言うのよ」

俺「えええええええええええええええええええええええええ」

マジで驚いた。
というのも、この元カノ家族が乗り込んでくる二年前に、元カノとは別れていた。
別れた原因は相手の他好き。

だからこそ、この展開は予想外だった。

俺「・・・・・は?」

元カノ母とは仲が良かった。
元カノと交際期間、自分に対して良くしてくれた。

俺「ははh・・・・いやいやいや・・・○○ちゃんとは二年前に別れたの・・・お母さんも知ってますよね?」

元カノ弟「だから・・・・テメーがレイプしたんだろーが。だから来てんだろが」

俺「ええええっ・・・・俺が!?」

元カノ弟「ここまでしらばっくれるのは腹立つわ。オラっ警察行くぞ!」

俺「はぁ?ちょっ・・・・ちょっと待てよ。俺が!?・・・・いつ!?」

元カノ弟「だああああああああああああああああああああああ」

また殴りかかってきた。
もう収拾がつかない修羅場。

自分の母親が口を挟んだ。
「あんた!正直に言いなさい!!!!!」

俺「ちょ・・・・・・ちょっとちょっとちょっと」

痛いのと、訳がわからないのとで俺はここで号泣した。

泣いたおかげで全員が沈黙、少し時間が出来た。
弟が不憫に思ったのかタオルを一枚渡してくれ、俺はダラダラ流れる血をタオルで拭った。

自分の通った床が血まみれで、ああ・・・・俺死ぬかも・・・とか考えてた。
ただレイプをしていないのはわかっているので、妙な安心感もあった。

少し落ち着いたところで俺は元カノ家族に

俺「本当に申し訳ないんだけどさ・・・なんの事か・・・わからんのよ」

俺「てか・・・・・救急車・・・呼んでくれ、ヤバイ」

自分の母親「我慢しな」

俺「・・・・・・とりあえず・・・・説明してくれない。」

元カノ弟「ああ?」

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